【F−yolo精神でやってきたvol.19】退院、そして社会人へ。

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大好評F-yolo精神シリーズの更新を怠っておりましたが、続きを読みたいと言ってくださる方に感銘を受け、辛辣ながら、続きを書き綴りたい。

【F−yolo精神でやってきたvol.18】ギブスの対処法

2018.01.20
新しいギブスを手に入れた私。足の臭いを先生に嗅がせたことにより、先生との距離も縮まり、看護師とも仲良くなった。退院日は学生生活最終日、3/31と決定した。こうして、私の卒業旅行はもうすぐ幕とじということになった。本来ならば病院にいなくてはいけない私は退院に向け、急遽装具を作ることになった。かかとを骨折しているため、かかとを浮かせるための装具を作るとのこと。義肢装具士がやってきて、なにが行われるのかとドキドキしていると、サランラップで足をぐるぐる巻きにされ、さらにその上かた足をぐるぐる巻きにされた。 どんな装具ができるのか、ワクワク、ドキドキ。2日後、届いた。なんだこれは?確かにかかとは浮いている。これが私の特注の装具。8万円。これを手にした私は、自由を手にしたも同じ。まつば杖で病院中を挨拶回りした。 振り返ってみると、この入院生活、私がリハビリルームで腹筋をするだけで拍手喝采、、「オリンピック選手になりなさい」とのお声かけをご高齢者からしてもらい、なにか錯覚をしていった私は、ご飯の他にチーズ、卵、煮干しを初めとし、様々な健康食品を食べまくった。その結果、一ヶ月の入院生活で筋肉は落ち、全て体脂肪へ。私はただのデブへと、変貌を遂げた。
その一方で当初問題児と言われていた私も高齢化社会の縮図のような病院で高齢者に、若い力を与えることに成功。結局検査のたびに骨折が見つかり、右足2箇所、左足4箇所の計6箇所の多発骨折という前代未聞の大怪我だったが、3/31の検査の結果、入院時と何も変化なしとの診断。いやいや、しかし、入院時と何も変わっていないとはどういうことか。入院した意味とは?というツッコミをする間も無く、社会人デビューを果たすべく、否応無しに、強制退去となった。お見舞いにきてくれた友たちよ、ありがとう。退院時には三婆婆孫会のおばあちゃんたちをはじめとし、患者さんたちが号泣しだし、駆けつけた看護師さんもなぜか泣くという感動のフィナーレを、迎えたそして、私は医者に40年後には歩けなくなるとの診断を受けた。絶望。重い話だが、まあ気にしない。私はここで学んだことがたくさんあった。280号室、三婆婆たち。ありがとう、いつか恩返しするからね。 「転ぶんじゃないよ!」「元気でね!」と声をかけてくれる三婆婆よ。同じ言葉を返したい。#YOLO

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