【ワーホリ/オーストラリアメルボルンでのウミガメクラッシュから2年】

ウミガメクラッシュによる両足骨折から2年弱

誤診された病院への松葉杖の返却とジャンプを強要したランスへの現状報告のため、Melbourneへ戻ってきた。

嫌味を込めて、強気で行ったはずの今回のMelbourne遠征。

それなのに、空港では荷物の重量オーバーをクリスマスとのことで、タダにしてくれるわ、ウィンクされるわで、早速オーストラリアの魅了される私。

そう、ここはオーストラリア。

嫌味を含んで行こうとしていた自分の小ささを初っ端から悔やんだ。

ランスとの再会

空港まで迎えに来てくれたランスは相変わらずの筋肉大男で、ターザンという言葉がしっくりくる。

彼の筋肉はさらに肥大し、もはや目指すところがわからない。(もちろん彼自身が一番目標を見失っているのだろう。)

そんな大男ランスの食事は2年前と全く同じ。

朝食は卵6個(ただし、スクランブルエッグ・目玉焼きなど調理方法は異なる)

こちらの写真は私用にと作ってくれた卵3つver

昼食、夕食は、ささみとブロッコリーを炒めたもの。(味付けは胡椒と塩の種類が違うから、本人曰く毎食違う味らしい)

彼に食事の楽しみなどはないのだろうか。

日本から遥々やってきた私がいても全く彼のスタイルを変える様子などない。

張り合いがつかないので、大人しく、チキンを一口いただいた。

ちなみに、彼の愛犬ティールは生肉の塊200g(こちらももちろんささみ)を放り投げてあげている。

さて、ランスとは会うのは骨折以来。

実は彼にも罪悪感というのがあったらしい。

骨折させたお詫びに誰も知らない場所へと案内してあげるよ、とやる気満々のランス。

聞き覚えのある言葉である。

そう、ウミガメクラッシュの時も同じ言葉をかけられた。

そして、2年前に、騙された。

蘇るトラウマ。

http://f-yolo-umigame.com/wp-content/uploads/2019/01/img_1499.mov

彼といるとロクなことが起きないのは身をもって体感しているにも関わらずついつい着いていってしまうこだから彼には、営業が天職なのだろう。

連れて入れた熱帯雨林

ランス連れられ車を走らせること3時間、290km。

たどり着いたのは、熱帯雨林。

小さく見えるランス

木々を掻き分け、どんどん進んでいくランス。

待ってくれと言っても、全く聞いてくれない。

Hey , Tarzan BOY!と叫ぶひたすら叫ぶ。

全く無視するランス。

しばらくすると慌てた様子でランスが帰ってきた。

「We may die 」

と、突然神妙な面持ちで伝えてきた。

そんなこと知ってる、あなたと居たらいつも死と隣り合わせでいる気分だから、”I know”と返事する私。

詳しく事情を聞くと2mの蛇がいるとのこと。

人生でこんな蛇に出会ったことはないと騒いでる。たしかに、このランスでさえあったことのないサイズの蛇は相当の大物だと判断。

走って逃げ出そうとすると、そこにランスの姿はない。

ランスはそそくさと走り出し、またもや置いていかれる私。

彼は本当に、常に矢印が自分に向いている。

ランスといると本当にロクなことが起きない。

しかしこれのランスの不可解な行動でさえも、オーストラリアの一つの魅力なのである。

#YOLO

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