【F−yolo精神でやってきたvol.15】車椅子の卒業式

おばこ率いる三婆婆のおかげで、卒業式にいけることになった私。

以前の記事:【F−yolo精神でやってきたvol.12】むしり取った外出許可。

 

実は、卒業式に出れると決まってから3日間、美容院探しが大変だった。

なんせ、車椅子での着付けを受け入れてくれる美容院なんてない。

(こういうときに日本は柔軟性にかける)

 

ただでさえ、卒業式シーズンだ、美容院探しに疲れた母節子。

「こうなったら強行突破よ。しれっと車椅子でいきましょう」

その母の一言で地元の小さな美容院に向かった。

車椅子の着付けはもちろん難航かと思いきや、腕の筋肉に自信があった私は、

足の代わりに腕で体を支えることで

事なきを得た。

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こうして、向かった卒業式。

真面目な父はいままで子供の為に有給をとった事がなかったが、今回私の為に初めて有給を取った。

「俺のポリシーに反する」とか言いながら嬉しそうにカメラマンに徹してくれた。

母節子は慣れない車椅子にブレーキをかけたまま車椅子を押し続け、「これは不良品」と怒り出す。

 

優しい友達たちは、興味本位で車椅子を押しては、飽きて車椅子を放置、を繰り返す。

 

多くの方に支えていただき、無事参加できた卒業式。

こんな思い出に残る卒業式は間違いなくYOLO。

写真は、「沙織脱走計画」から、卒業式のサポートをしてくれたゼミの友達土居ちゃん。

(実はセーリングのオリンピック選手で、ロンドン・リオ共に出場している。

ここでひとことにまとめてしまうのはもったいなすぎるので、土居ちゃんの紹介も別途します。)

 

こうして、私の大学生活は幕を閉じました。

 

 

YOLO

【F−yolo精神でやってきたvol.16】卒業式のその後/大学の親友

2018.01.05

 

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