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DAY 5 100キロ先のスコールが見える!?
セリグマンを出て、グランドキャニオンに向かう道。前方の空に大きな黒い塊が、見える。
日本じゃありえない光景だが、広大なアメリカでは100km以上離れている雨模様が見ることができる。
いつあの雨雲の中に突入するのかと怯えるが、進んでも進んでも黒い塊は近づいてこない。
160km/hで走ること約1時間、視界が一気に真っ暗になった。スコールに入る瞬間というのが本当にわかるのだと知った。
一気に豪雨に巻き込まれ、さらに走ること約30分。今度はいきなり快晴となる。こんなスコールに巻き込まれるのもアメリカ横断ならでは。
DAY5 グランドキャニオン(Grand Canyon)に到着!
そして、いよいよ広大なグランドキャニオンが見えてくる。
およそ東京から大阪までと同じくらいの長さがあり、1979年にユネスコ世界自然遺産に登録されている。
たまたま前日カフェで話した人から、予約と許可証があれば、キャンプで泊まれるのだと聞いた。
世界遺産でキャンプができるなんてそんな夢のような話があるだろうか。
絶対に泊まりたい。
ほぼほぼ無計画旅行で、キャンプ場に泊まれる保証はもちろん、それ以外に泊まる場所の当てもなかったが、一か八かでキャンセル待ちをすることに。森林内や高所の地域にキャンプすることは罰金の対象となるため、泊まれなかったら、行く先はない。
受付に向かい、キャンセル待ちの手続きをする。キャンセルがでたら電話をくれるということ。
車中泊の覚悟も決め、一旦観光に向かう。
DAY5 サウスリム観光①
デザートビューポイント(Desert View Point)
グランドキャニオンは、標高約2000mのところから、渓谷を見下ろす形になる。
コロラド川を挟んで、北側のノースリム・南側のサウスリムでまずはサウスリムのうち、一番東にあるというデザートビューポイント。
ここにはシャトルバスが通っていないため、レンタカーでしか行くことができない。
さすがの圧巻な景色に言葉を失う。
地平線の終わりが見えない。さらに1700万年前の地層からは、地球の歴史と共に、人間なんて地球のごくごく一部でしかないのだと、実感させれる。
こちらは、デザートビューパークウォッチタワー。
住民族ナバホ族の見張り塔を再現したもので、1932年に休憩所として建てられた。
かなり素朴な建物だが、このデザートビューといえば、ウォッチタワーがメインとなる。
DAY5 キャンセル待ちに成功の電話が!
デザートビューパークウィッチタワーにいると、キャンセル待ちのキャンプ場から電話がかかってきた。
ありがとう、神様。
この時時刻は、すでに14時すぎ。
ここから夕暮れまでにテントを張るとなると、結構時間がない。
急いでキャンプ戻ることにする。
同じグランドキャニオン内とはいえ、移動に約1時間はかかる。
桁違いな規模感に圧倒されながら、いよいよ世界遺産でのキャンプへ挑戦が始まる。
#YOLO
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