FUMIに完全に影響されてやってきたサンシャインコースト。
完全無計画で引っ越しを決めたので、0からの仕事探しがまた始まった。
1.仕事探し
今回の仕事探しの方法もブリスベンの時と同様。ひたすらレジュメを配り続ける方法だ。
しかし、ブリスベンと比べて店数も少なため、前回の数でせめてもきっとうまく行かない。
ということで、サンシャインコーストでの仕事探しは、質を重視することに。
ブリスベンでは、アジア人がごった返していたため、英語力やシフトのフレキシブルさが重要だったが、
サンシャインコーストでは、おそらく”日本人的視点”が重視される!という根拠のない自信のもと、レジュメを全て書き換え、”OMOTENASHI spilt”の接客を売りとした。
すると、完全に作戦勝ち。
1ヶ月後にオープンする、オージーの家族経営のジャパニーズパンケーキのお店で、速攻採用。
店まで、家から徒歩1分。さらにそこからビーチまで、徒歩1分。
2回目の仕事探しはあっさりと成功だった。
2.研修
今回採用となった「Sweet Lips Creamery」は、フードコートのようなところで同じオーナーの元、7種類ほどのお店が入っている。
そのお店の一つ、でジャパニーズホットケーキを取り扱うとのこと。
「私に任せて!オープンまでの企画や準備もやる!日本人だから。」と超ドヤ顔の私。
「日本人の本場の人がいてくれると助かるよ。」とボス。
なぜかスタッフへの調理指導は私がすることとして、話は集結。
私たちは握手を交わし、一ヶ月後のオープンに期待を膨らました。
「・・・ジャパニーズホットケーキとは?」
とふと帰り道に思ったが、後戻りはできない。きらびやかな、店内でホットケーキを作るなんて、おしゃれすぎる。
ジャパニーズホットケーキの深まる謎の中、翌日からボスの娘、ナタリアとの研修と開店準備が始まった。
3.ジャパニーズホットケーキの正体
初回出勤日、私がオーナーから見せられたジャパニーズホットケーキ。
そう、大判焼きだった。
いやはや、正直に申し上げるが、オージーの口に、大判焼きは無理だろう。
そして、こんな暑いビーチ沿いで、大判焼きを食べる気になんてなれるはずがない。
そんな違和感を抱えながら始まったボスの娘ナタリアとの研修。
試食ということで、ナタリアが人生で初めて、大判焼きを食べた。
そして、、吐いた。
やっぱりオージーに大判焼きは無理だった。
この先が思いやられる、そんな幕開け。
#YOLO
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