私たちワーホリ生にとって、日々起こることが正直、イベントなのだが、現地人にも楽しみなイベントってのがある。ブリスベンの場合、毎年8月に行われるEKKAフェスがその一つだった。10日間毎日花火が上がり、EKKAフェス中の水曜日は祝日となる。
1.EKKAフェスとは?
QLD州最大のお祭り「エッカ」。1876年の初開催から今年で140回目という歴史を持ち、春の訪れを告げる風物詩として愛されている催し。
エッカは農業収穫祭を起源とし、各地の農家が日ごろの農作物の出来などを競うイベントとしてスタートした。そのため農業製品の展示はもちろん、家畜や農産物の品評会やワークショップ、子どもたちへの教育など、幅広く農業への理解を深めるためのイベントが多い。
もともとのスタートはさておき、現在のEKKAではたくさんの食べ物が売っていたり、動物たちと触れ合えるエリアがあったり、乗馬の競技会、ファッション・ショーやライブ・イベントなどが開催されており、毎年約50万人もの人が来場する。
ワーホリ友達はEKKA期間の短期で雇ってもらえた、っていう子がいるくらい街をあげたフェスで、子供からお年寄りまでが、特別な空気感に包まれる。
旅行で、この期間にブリスベンを訪れてみるのは、面白いかもしれない。(この期間のホテルなどは高くなることがあるので要注意。)
2.実際に行ってみた!EKKAフェス
会場には移動式遊園地が設営され、観覧車やメリーゴーランドなどの乗り物がある。
一応いろいろアトラクションには試してみたものの、富士Qなんかに慣れている私にとって、スリルといえば、こんな簡易的なものが壊れないものか?地震がおきたら死ぬのかな?なってことばかりだった。(ああ、地震はここにこないのかと思って、乗らない理由もなくなり、YOLO精神で全ての乗り物に乗る。)
ちなみに、入場料は大人26ドル。それに加えて乗り物代とゲーム代、食事代がかかるので、ワーホリの私たちにとって1日での出費が多い。お祭り好きか、YOLO精神を持ち合わせていない方は絶対に行かないことをお勧めする。
下の写真は神経にゲームをする私。最高得点を目指して、なんどもゲームに挑戦した結果、いらないぬいぐるみなども大量にゲットした。(一週間後には処分。)
3.オーストラリア人にとって祭りとは
私が、この祭りで一番輝いていたで賞をあげたいのは、この風船の中に入っている女性。
思い切りハグされたら、風船が割れるというリスクを負いながらも、イソギンチャク?になりきって、ひたすらダンスをしていた。彼女は風船の中で一生懸命くねくねダンスしているが、風船が彼女を覆いかぶさっているので、そんなことは周りからはわからない。
それでも永遠と続けていた彼女のプロ魂は、ディズニーランド顔負けだ。
ひたむきに踊り続ける彼女はまさにオーストラリア人のお祭りへの態度の鏡だと言ってもいいだろう。人を楽しませることに全身全霊をかけるオージーは、自らのコミュ力や、パフォーマンスによって、人を喜ばせようとする傾向があるため、このように任された仕事は自分も楽しみながら人も楽しませる。
そんな素敵な一人一人のユニークさが溢れて完成されているのがこのEKKAフェス。
ブリスベンでワーホリをする方は行くべき大イベントだ。
#YOLO
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