ワーホリといえば、仕事を現地でできるのが醍醐味。
どうやって、「仕事を手に入れるか」。これがワーホリで一番最初にぶち当たる壁。
以前Gumtreeなどをご紹介したようなサイトでも仕事を探すこともできるし、飛び込みという作戦もある。今回は私がオーストラリアのワーホリでどのような仕事を手に入れたかを紹介したい。
1.はじめに
今回は英語が不得意にも関わらず、現地では家探しから仕事探しまで日本語のサイトを使わず現地の人の情報だけを頼りに自力で見つけると決めていた私が、初めての仕事を見つけるまでの道のりをご紹介したい。
当時TOEIC400点の私は、求人票を見ても、読めない。
しかし、Google翻訳を使うのは自分の決めたルール違反。
色々考えるのも辞書を調べるのもめんどくさいので、「飛び込み」で一軒一軒レジュメ(履歴書)を持ってレストランやカフェを回ることにした。
初めての仕事探しをしたのはシドニー、メルボルンに次ぐオーストラリア第三の都市であり、オセアニア有数の世界都市、ブリスベン。
2.初めての「飛び込み」
ブリスベンは基本的にシティなので、お店はたくさんある。まずは数打ち当たろうということで、「飛び込み」(直接お店にてレジュメを配ること)を始めた。
最初のお店はオーストラリア発祥のコーヒーショップ”The COFFEE CLUB”。
あれ。緊張で声が出ない。
店の周りをうろうろしていると、
「How are you doing?」と店員に声をかけられた。
「Hi, I’m looking for a job. Give me some job!!」
ようやくいえた言葉。今考えればなんとも雑すぎる。
「Hahaha, Hope you can find a job!」と笑顔で言い放たれた。初めての「飛び込み」はあっけなく終了。
オージーは優しいので
「連絡するから待っててね〜」とか言ってくれるのだが、基本的に連絡なんてものはこない。
ワーホリ初心者に告ぐ、絶対にオージーの甘い言葉に騙されてはいけない。
最初のうちは、連絡くると言ってくれていたから!と期待してしまうものだが、レジュメを配った時、その場でアクションがない場合には、連絡は一生来ないと思っておくのが正解。
オーストラリア仕事探しの豆知識
ちなみに、コーヒー大国オーストラリアではバリスタ経験がない人は基本的にカフェで雇ってもらうのは不可能だと考えておいた方がいい。日本でもいいので、カフェでの業務経験を積んでから行った人は少し有利かもしれない。
またオーストラリアではお酒を売るには資格が必要だ。酒を取り扱っているレストランに働く場合はその資格が必要だ。レストランなどで働きたいと思っている方は必ずその資格を手に入れておいてほしい。
3.ひたすら配る。
「いま仕事に空きがないからレジュメは受け取らないよ」と正直に言ってくれるお店もある。最初はなんて冷たいお店なんだ、と思ったが、後から考えると変な期待をしなくていいので、シンプルでありがたい。
ひたすら配って配って配って配りまくる。
仕事なんてないだろうと思いながら店を回るので、恥ずかしさなんて全くない。50枚配ったあたりではお店に飛び込むことなんて全く怖くなくなる。
たまーにその場でいきなりインタビューをしてくれる店もあるが、たいてい動揺して、うまく答えられず、その場で苦笑いされ、落とされるのが、オチだ。
50店舗を過ぎたあたりからだんだんとブリスベンの街やお店の情報が増えて行くのと引き換えに、私のレジュメはどんどんと無くなって行く。
4.100枚目の悲劇
そして、1日約15軒お店を周ったので、仕事探しを初めて約1週間が経過した日。
ついに準備していたレジュメが底を尽きた。
100枚の履歴書を、配り終わった時点でどこの店からも連絡がなく、さすがの私も若干の焦りに襲われ始める。
レジュメを書き直そうかな〜なんて、レジュメを見返していたら、なんと、記載した電話番号が間違っている。
そりゃ、電話も連絡もくるわけがない。
「あ〜、だから連絡来なかったのね。」となぜか前向き。
しかし、現実は厳しく、その頃私の貯金は残金10万円。
なんとしても仕事を早急に手に入れないいけないという焦りだけを原動力に1から全部の店舗を周り直すことにした。
5.ついに手に入れた仕事
何度かレストランやらカフェやらから電話がかかってきていたのだが、レジュメを配りすぎて、どこの店かわからず、インタビューにいけなかった・・・
しかし、最終的に178枚目の履歴書を配ったお店でついに仕事を手に入れることができた。
手に入れたお店が、クラブ街のホットドック屋さんw
続きはまた。
#YOLO
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