【ワーホリ/オーストラリア サンシャインコーストでのFUMI’sハウスメイト】

FUMIのワーホリ生活、サンシャインコーストでのハウスメイトは34歳の自由を愛しすぎる大男。

名前はMichel(ミッシェル). 通称ミッチー。SAOとFUMIは彼を影で道夫と呼んでいる。

最近道夫が、私たちに「道夫」と呼ばれていることに気がつきはじめ、「what’s?」と読んでくるのが私たちのもっぱらの悩み。

 

今年の5月に日本に来ると連絡をしてきた道夫。そのために、GWの予定をやむなく空けていたFUMI。

しかし、本当に来るのか不安になったので、SAOが改めて、「いつくるの?」と聞いたところ、「I will work something out 」と返事が来た。全くふざけた男だ。そしてFUMIは今回も彼の「maybe」に翻弄された。

「Maybe」の使い方はこちら

そんな私たちをイラ立たせる天才道夫について今回は紹介する。

 

1.道夫について

(写真は道夫とFUMI)

35歳、独身。

彼はいまだに大学のバスケサークルのOBとして毎日練習に参加。現役生よりも行っているのではないかと心配になるほど。さすがにコミットしすぎである。

公務員だったが、スピード違反で免停となり、正社員からアルバイトに降格した。

日本でのワーホリ経験がある道夫は、私たちに優しくしてくれる。(が、気分にムラがあり、優しくない時は本当に怖い)

ケチの極みとも言える道夫だが、日本をこよなく愛しているので、毎年かかさず、スキーをするためだけに日本にやってくる。

去年の冬、日本2週間後にきた際は、帰った時に家の電気が止まっていただとか。ほっておけないやつである。

 

2.道夫の私生活

よく家には2メートル越えの大男たちが招かれる。バスケ後で皆汗が臭すぎるので、ハウスメイトお手製の超巨大消臭バームで体をこすり合う謎の5分間。

そこを呆然と眺め、笑顔で対応するジャパニーズガール、FUMI。

ドラマやリアリティショーでも聞くことのない彼らが独自に生み出したスラングが会話の9割を占め、もはや音楽。
プロテインなのかなんなのかよくわからない粉末を水に溶かし、飲み続ける8分間。一息で飲み干す0.5リットル。

そして突如始まるギターや太鼓の合奏。彼らおそらく社会的肩書きは皆無なので職業はブレーメンの音楽隊で向こう4.5年は生き忍んでいる。

道夫が唯一心を許しているのがこのイグアナ。餌やりを任されたFUMIは悲鳴をあげながら、必死にイグアナに餌をあげ続けた。

 

一人の時の道夫はダークサイドそのもの。部屋から一歩も出てこない。海から帰ってきたFUMIとSAOは道夫が家にいるのかいないのかもわからずひたすら、小声で話さなければならない。

 

3.道夫の親友

道夫と音楽で強い心の繋がりを持つ親友、ショオンは、先日、オーストラリアで有名な某アナウンサーとの間にかわいいbabyが誕生した。

ショオンの出ているTVを見ながら、「ああ、こいつの俺とのお腹にはbabyがいるんだ。」と打ち明けられ、オーストラリアの有名人の大きな秘密を知った私たち。

日本人だから問題ないだろうと、明かしてくれたショオンだが、先日無事生まれたとのこと。ショオンも道夫にかまっている時間が少なくなってしまって、また道夫のダークサイド化が進んでいないか不安になるFUMIであった。

ちなみに道夫の音楽的センスは桁外れだ。音楽家の家庭に生まれたFUMIと道夫の相性はバツグン。日本の音楽もなんなく歌う道夫はどうしても私たちは憎みきれないのだ。

 

4.道夫との生活

そんなワイルドなドンキーコングたちに囲まれ過ごした半年間。

さすがに強くなった。

彼らの母語は英語のはずなのに、英語ですらコミュニケーションが取れない。

しかし全く言葉は通じなくても、FUMIと道夫の心は一つ。

FUMIが仕事をクビになった日も、
「I got fired!!!!」とボンゴを叩くFUMIに対して、ドンキーコングたちは大喜びでウイスキーをあけ、全員の記憶が飛ぶまで飲み明かしていた。

ワーホリ中の出来事は鮮明に残すべきである。必ず幻だと思う日が来る。

 

まあ事実だけ聞くと、かなり危ない生活のように見えるが、なんとも平和なワーホリ生活の一部であった。

 

#YOLO

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