今回は、世界共通言語である音楽を通じたオーストラリアでの私たちの生活をご紹介。
1.オーストラリアでの音楽事情
オーストラリアは楽しければオールオッケーの文化なのでそれには音楽が不可欠。
オーストラリアワーホリ中はいろんな友からのパーティの誘いや万能クラシファイドgumtreeで見つけたコミュニティ、職場などで幾度となく音楽がとなる場面に出くわす。
日本で音楽がキーとなる場所はクラブかカラオケ位だが、オーストラリアではそうはいかない。
FUMIが住んだ家にはギタリストが住んでいたので永年無料ギターレッスンが開催される。
FUMIは実家が音楽教室、兄は有名音楽家という家庭環境で育っているので、初めて聞いた曲であっても、あたかも前から知っていた曲のように歌い出し、楽器も難なくと弾きこなす。
音楽のおかげで、FUMIは着実にハウスメイトと距離を縮め、友達を増やした。
音楽を強みと変えたジャパニーズガール、FUMI。
一方、SAOはリズム感がない。ヤマハ音楽教室に10年間、強制的に母に通わされたにも関わらず音痴でリズム感がない。
その上それがトラウマで、音楽に関しては非常に消極的である。
しかし、そんな事を言ってられないのがオーストラリア。
SAOがジャパニーズパンケーキと称した大判焼きを売っているフードコートでは、毎晩19:00頃からショータイムが開催される。
18:50頃になると、スムージーやキャンディ、ジェラートなどを売る別のブースのガールズがショータイムに向け準備をし始める。
それを見つけるとSAOは常に、オーダーされてもいない大判焼きを鉄板全面に流し込む。
焼いているふりをしてダンスに参加しないことはもはやスイーツ集合施設の人々にはばればれ。
ボス含め、フレンドリーすぎる客にもcome join us!と誘われ、なくなく、手拍子だけ参加。
手のひらが2枚あっても、ずれてしまうのがSAOの手拍子。
ちなみに、これが元バイト先の映像。これは10歳の誕生日パーティーで貸切の日。
10歳の子供もこんなノリノリなんだから本当に尊敬だ。
私が手拍子をすると、みんなが楽しそうに爆笑していたので、気分をよくしていたが、きっとバカにしていたんだろう。
そんな悔し話を毎晩、売れ残りの大判焼きを頬張りながら海でFUMIに泣きながら語る。
するとオージーの友達たちが、ギターやを片手にどこからともなく集まってくる。
#YOLO
コメントを残す