ポテトチップロックから目指す次なる地は、ラスベガス。
灼熱の中、登山をした後のドライブは命がけそのもの。立ちはだかるアメリカのデカさに心が折れかけた3日目。
Day3 命がけのドライブ
高速道路で同じ車線で前から車がきたときの恐怖を味わったことがあるだろうか。
650kmのドライブは想像以上に長く、辛い。
1割楽しい、9割眠い、の割合で感情が揺れ動く。そんなドライブは修行そのもの。ただただ自分との戦いだ。
400kmほど進んだ時だろうか。
右折し、高速に入った瞬間。同じ車線、目の前から車が来た。
眠気の中運転していたら反対車線を走っていた。
ヒヤリハットどころではない。洒落にならない、怖すぎる。
一歩間違えれば即死。思考が一度止まったまま瞬発的に隣の車線に移動し、呆気に取られる。
途中、スタバの看板を見かけるたびに、スタバに寄ってはコーヒーを購入するが、もはやカフェイン効果があるのは、15分のみ。
さらには、カフェイン中毒からなのか、眠気なのか頭は常に朦朧としたまま、たまに仮眠休憩を挟みながら、ラスベガスに向かう。
想像以上に辛い、ドライブ旅。
ちなみに、ドライブ開始直後、休憩直後から音楽をガンガンかけて、熱唱するのは長旅の御法度中の御法度だ。
そのテンションはたいてい30分で収束し、ただただ体力を消耗するだけとなる。
Day3 ラスベガスに到着
真っ暗闇の道を走り進めること、650km、時計は22時近く。
遠くから見ていても空が赤く光っている場所がある。
眠らないまち、ラスベガスが見えてきた。
きらびやかなラスベガスは、日本では見たことがない異様な世界観がある。
たくさんの目に止まるホテルの中でも別格の風格を示していたのは、TRUMP HOTEL。
どういうセンスを持って生まれたらあのようなホテルを建てるに至るのか。
興味深すぎるTRUMP HOTELは、ギラギラと光っていた。
ホテルの駐車場に車を止めて、早速ラスベガスの散策。
Las Vegas名物の、噴水ショーを見に、ホテル「ベラージオ」に向かう。深夜0時まで15分おきに噴水ショーが行われる。
23時に出歩いても観光ができるのでとてもありがたい。
ベラージオの「コモ湖」と呼ばれる貯水池は1周600メートルで、吹き上がる水の高さは最大で50メートル。
迫力満点の噴水ショーを楽しむ。
この時すでに時刻は、00時近く。
危険なイメージがあったラスベガスにまさか足を踏み入れるときがくるなんて思ってもいなかった。
煌々と光る灯たちに立ちくらみがしてきたので、タピオカを夕飯として、カジノも楽しまずに3日目の幕を閉じることに。
明日も朝から、運転。
もはや、このまま日本に帰りたいと思うほどの疲労感。
#YOLO
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