レンタカーでのアメリカ横断旅2日目。
前日の夜中のホットドッグによる胃もたれで目を覚ます。アメリカ横断旅の2日目は、ゆっくりとロサンゼルスの観光。
今回は、ロサンゼルス・サンタモニカエリアをご紹介。
Day2 カルチャーショックからの学び
サンタモニカ海岸から歩いて5分、早朝からOPENしていたJinky’a Cafeのテラス席にてモーニング。
アメリカ横断旅中、気を抜いたらすぐに野菜不足になりそうなので、メニューにあるTeriyaki Saladを迷わずに注文。
しかし…、出てきたものは、到底サラダとは言えないどんぶり。
簡単にいうなれば、焼き鳥丼。
よぼよぼになったネギとピーマン以外に野菜と言えるものは見当たらない。
学び1.サラダでも野菜より、肉がメイン
「野菜が入っている=サラダ」そんな方程式がアメリカで成り立つ。
縮れた野菜たちが少しでも乗っていれば、アメリカではサラダという。
今後の横断生活で役に立ちそうな方程式を自分なりに見出し、どや顔でどんぶりをほおばった。
先を急ぐ私は、食べおえるとそそくさとレジに向かった。
すると…、さっきまでニコニコしていたテーブル担当トムが
「What’s wrong?」と、舌打ちしてきた。
学び2.テーブル担当の機嫌は絶対に損ねてはならない。
ご存知の通り、アメリカはテーブルチャージ文化。店員への感謝の気持ちを込めてtipを渡すのが通例。
カフェでも、レストランでも、このテーブルはトム担当、このテーブルはルーカスが担当、といったように、テーブルごとに担当が付いている。
これは全員が平等にチップを稼ぐチャンスが与えられているアメリカの大切な文化である。
そんな社会ルールを乱すようなことは御法度。
そんな常識すら知らなった無知な私は、ぺろりと食事を平らげ、そうそうと席を立ってレジに向かってしまった。
すると…、さっきまでニコニコしていたテーブル担当トムが
「お前チップも渡さずお会計するのか?」
「食い逃げをするのか?」と言わんばかりの険しい顔でやってきたわけだ。
食事を終えたら、テーブル担当にチップを渡し、お礼を言ってテーブル会計するというアメリカの基本文化。
美味しすぎて急いで食べてしまった、という事情を説明し、チップを渡すことでテーブル担当トムの顔に笑顔が戻った。
なぜ店員に気を使わねばならないのか。。。
日本人にとっては馴染みのない文化だ。
ちなみに、自分の担当のテーブル以外は本当になにもやってくれないのでアメリカに行った時はぜひ観察してほしい。
暇そうにしている他のスタッフに、おしぼりを頼んでも、「このテーブルのスタッフ呼んでくるね〜」って爽快な笑顔でスルーされる。
「呼びに行くより、そこのおしぼり取った方が早い。」なんて考えは彼らにはない。
♯YOLO
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